2019年フランス語 期末テストの自己分析

去年の期末テストの点数と自己分析を載せていきます。

結論から言うと点数を合計して5割は取れていたので、合格になります。

 

ちなみにレベルはA2だったので、簡単な日常会話レベルのコースでした。

今の語学学校のレベル設定としてはDelfより高めに設定されているので、現状の僕のレベルはB1レベルじゃないかと思っています。

実際僕はA2は日本で取得済みでしたが、A2からのスタートでした。

 

また今回は点数のみの発表なので詳細はまだわかりません。

なので、今回は点数、全体を通しての自己評価、苦手な部分、得意な部分、今後の対策の順でザックリと書いていきます。

 

テストは6種類。以下点数です。(20点満点)

Compréhension orale (聴き取り) = 12.25

Production orale (会話) = 13.5

Phonétique (発音) = 14.5

Compréhension écrite (読み) = 11.5

Expression écrite (作文) = 10.5

Grammaire (文法) = 15.5

合計 77.5 / 120 ≒ 0.65

 

全体を通しての自己評価と考察

全体としては65%程度ですね。

率直な感想としては中学2年の時英語0点だった僕にしては悪くない点数です…

 

 

適当に見ていくとそれぞれの科目で共通する能力がある事が分かります。

例えば語彙や文法が伸びれば全体の点数は良くなりますし、発音が伸びれば聴き取る能力もあがります。

それを踏まえて、とりあえず点数順に並べてみます。

文法 > 発音 > 会話 > 聴き取り > 読み > 作文

ここから考えるに、僕にとって文法と作文は対の存在です。文法を伸ばしても作文の点数が伸びる事はないでしょう。

また点数が良かった部分に関しては自分の勉強方法や対策が十分だった・間違いではなかったと言えるのかな、とも思います。

まあ効率的だったかどうかはまた別の話ですけどね。

反対に読み・作文に関しては点数がギリギリ合格という事は、最低限意味は伝わっていると捉えるべきです。

つまり今回のテストでは文法がある程度しっかり理解できていたので、作文や読みで合格点に到達した、と言えます。もちろん僕の場合ですが。

またこれらの科目は相互に影響し合って点数が決まるので、得意な科目を抑えつつ苦手科目を重点的に補強していく事で他の科目の点数も上がってくるかと思います。

 

苦手な部分

・読みと作文

読みと作文の科目がギリギリの点数ですね。特に作文。

自己主張は得意なので作文は比較的自信があったのですが、エッセイだったのでちょっと方向性が違った事もあります…

 

・語彙

語彙の影響はビックリするくらい明らかですね。改めて点数順に並べてみましょう。

文法 > 発音 > 会話 > 聴き取り > 読み > 作文

この順番から考えるに、語彙の量が影響する科目になるにつれて点数が下がっています。

文法、発音、会話は基本的な語彙さえ押さえておけば、運用に問題が出る事は殆どありませんが、反対に聴き取り、読み、作文は多くの語彙が必要となります。

実際体感として日本で勉強していた時よりフランス語が理解できるようになったのは、語彙が増えたというより文法が解る様になった事の方が大きいです。

 

・表現

あえて語彙と分けて「表現」としました。

理由はフランス語独特の表現を知らない事を痛感しているからです。

特に読むときにこれに苦戦します。全ての単語の意味を知っていても理解できないという事がフランス語ではたくさんあります。

4,5回読まないと意味が分からないなんてこともあります。

語彙・表現不足の相乗効果により、作文の点数が極端に落ちているように感じています。

作文では語彙や表現を知らないと、どうしても繰り返しの表現になってしまいます。

伝わる事を優先して書くのもあるんですが、それでも今回深さやバリエーションが十分ではなかったという事でしょう。

 

得意な部分

・文法と発音

文法はあくまでロジックなので、理解が出来ればそこまで難しくない事が分かりました。

発音に関しては特になにかした訳でもないので、耳が良いんだろう思っています。

あとは発音の科目の中に「文章を読み上げる音声から聴き取って書く」というテストもありましたが、こちらは文法や文脈に頼ることが出来るので、割とセットなのかもしれません。

 

今後の対策

勉強に使える時間がこれまでと同じであると仮定すると、科目の勉強配分を調整していく必要がある思います。

全体の科目に対する相互的な影響を加味して考えると、今後は語彙や表現、そして文法を中心に勉強していこうと思います。

他の発音、会話、聴き取りの科目に関しては文法、読み、作文を強化することで相乗的に伸びてくると思うので、とりあえず放置です。

まあ実際勉強するときに科目ごとに細分化している訳ではありませんが。

文法はこれまで通り勉強するとして、問題は読みと作文ですね。

読みに関してはもう量をこなすしかないでしょう…

そして作文はアウトプットなので、読みを伸ばすことで作文も伸びてくるだろうと期待しています…

なので当面は読書と翻訳に費やすことにします。

 

 

以上、期末テストの自己分析でした。

ザックリと今後の重点的な目標が見えたので言語化してよかったです。