僕のための勉強法
僕がより集中して効率的に勉強できる方法を纏めたいと思います。
僕はもともと勉強が得意じゃないし、好きでもありません。
子供の頃はADHDっぽいところがあって、物を失くしたり忘れたり勉強どころじゃありませんでした。
中学は英語の定期テストで0点でしたし、数学は未だに中2で止まっています。
ずいぶん前に英語も自分で勉強しましたが、全く身に付きませんでした。
その理由も今なら良く分かります。
前置きはこれくらいにして、本題はほぼモチベーションを維持する方法です。
勉強する際に僕にとって一番の障壁となるのは何よりもモチベーションだからです。
1.勉強する範囲の見通し
僕に最も欠けていたのはこれじゃないかと思います…
「B2に合格する」というゴールは良いとして、そこまでの道のりが僕には全く見えていませんでした。
これは最初から見通せる訳ではないのかもしれませんが、あるのとないのとで全然違います。
例えば一口に「フランス語を勉強する」と言っても色々あります。
その中でも「文法」は大きなカテゴリーになる訳ですが、文法は無限にある訳ではありません…
必ず「これだけ」という量が存在します。
はい、そうですよね。「何を当たり前のことを」って感じだと思うんですが、僕にはこれが全く見えていませんでした。
そりゃゴールの見えないマラソンなんて誰も続きませんよね。
一応これまでも計画を立てたりはしていたんですが、どれもテキストのページ数などに依存するもので、やる内容は全く気にしていませんでした。
なのでバカ真面目に1から100まで繰り返そうとしていたんですが、僕には無理でしたね。
という訳で、今はテキストの問題が沢山ある部分は全部飛ばして、文法の理解+確認としての練習問題、という形で進めています。
その上で「理解度が足りない」又は「練習が必要」な部分(動詞の活用など)を後から強化する形で沢山ある練習問題を処理していく、というやり方が僕には合いました。
2.勉強のペース
僕の場合ADHDの傾向があるなっていう認識があって、過集中状態になることがあります。
逆に反動で無気力状態になる期間もあります…
これってめちゃくちゃ効率悪いんですよね。語学の勉強では特に毎日繰り返すことが重要なので、期間が空いてしまうのは良くない。
またこういう状態が続くと精神も不安定になってしまいます。プレッシャーもありますし。
一日でやる量・出来る量を定義してやる必要がありました。
ただ見通しがない状態だと、どうしても過集中時にやり切ろうとして精神が結局安定しません…
また以前はやる量・出来る量をページ数で定義していたので、やる前から量に圧倒されていましたね。
それに「1日4ページ」と定義したところでページの密度が同じな訳がないので、日によってめちゃくちゃ簡単だったり、難しかったりしてムラが出来てしまいます。
このムラも僕にとってはだいぶエネルギー持ってかれました。
①の見通しを立てた段階で、本当に必要な量が大体わかるのでそこに合わせたペース配分が可能になります。
最初の段階では「理解できたかどうか」が重要なので、量をこなす必要がありません。
理解する事のみに集中できるので気持ちに余裕が出来ましたし、ペース配分もより簡単です。
要は「何をするか」というのがより単純明快である方が望ましいです。
単語を調べつつ、文法を理解しつつ、練習もしつつ…なんて僕には無理です。
想像しただけでエネルギー切れます。
目的ベースで最小単位までタスクを区切るのが良いと思います。
例えば「単語を覚える」、「文法を理解する」、「練習をする」など。
3.目標
これは本来であれば最も重要な部分ですが、僕にとっては殆ど意味がありません…
というのはより遠くの目的が明確であれば、手前の目標設定はさほど難しくないからです。
こうして好きでも得意でもない「勉強」をしているのが良い証拠です…
とはいえ目標にするなら資格とか○○合格が明確で良さそうです。
一応、モチベーションのために必要ではあるので加えました。
まとめ
1.勉強する範囲の見通し
・勉強する対象に於いて何が最も重要で、それがどれくらいの量あるのかを把握する。
・最初は特に「理解すること」に重点を置き、量をこなして慣れるのは後回しにする。
2.勉強するペース
・物理的なモノ(ページ数など)ではなく、内容でペースを定義する。
・目的ベースでタスクを最小単位まで区切る。
3.目標
・適宜定義する
こうやって書いてみると、やっぱり自分はADHDとアスペの両方の傾向があるんだな、と感じます。
短期的には意識して同じ事の繰り返しになる様にしないと何もできなくなるし、長期的には過集中と無気力状態を繰り返しがち…
あとコレは二十歳くらいから感じている事ですが、一般的な日本人とは学び方が全然違うなって感じています…
皆形から入れるの凄いと思う。勉強する意味とか考えずに出来る人がいっぱいいるんだもの…
まあこの辺意識して勉強するだけでも効率上がりそうだ。
なんか生きてて良かったな…勉強の仕方をここへ来て学ぶとは思ってなかったですね、正直。