2020/3/13
昨日書いた日記日付間違ってた…
今日も1日遅れの更新です。
正直、木曜日の夜から金曜日にかけて、色々な事が同時に起きて整理が追いついてないです。
今日は土曜日の朝で天気は良く、雲一つない快晴です。
友達がそろそろ飛行機に乗る時間なので、彼女が国に帰るのをイメージしながら、昨日あった事を整理しつつ、気持ちの整理も兼ねて綴っていきたいと思います。
11時から授業だったので、朝準備をして時間通り学校へ。
しかしこの日は特別15分前に始まる手はずだったけど、皆忘れてるのか15分前に来たのは3人だけで、結局そろったのは11時だった。
マリアンヌも来たんだけど、彼女から「明日帰国する」って隣に座った時ついでに言われた…
前日のマクロン大統領の放送から、クラスメイトの何人かは帰国するだろうと考えてたので、意外ではなかったけどそれが彼女である事はちょっと衝撃だった。
直後は「マジで?そうなんだ…」くらいの反応しかしなかったけど、内心は結構動揺していて、その後の授業はあまり集中できなかった。
授業後はいつも通り彼女と午後の授業まで一緒に過ごした。
ただ授業前に彼女は準備があるから帰宅するとのことだった。
何を話したかあんまり覚えてないけど、コロナについてだったと思う。
そんなに会話もしなかった。
最後だし、別れ際にハグしようと思ったけどやんわり断られて、他の友達も参加する夜ご飯に誘われた…
この時点ではハグを断られて、代わりに飯誘われるって事はハグしたくなかったんかな…
みたいに落ち込んだけど、よく考えると周りに人もいたし恥ずかしかったのかも。
夜飯に参加するために、ベレナとの特訓断ったけど今思うとその必要なかったかもな…
彼女が去った後、授業が1時間ほど遅れて始まった。
学校のディプロムのためのテストをどう実施するかという話で会議をしていたらしい。
一応授業そのものは宿題ベースでオンラインで続けるとのこと。
まあ先生は色々文法のために動画探してみたりしたけど、良いのが無いからライブでやりたいとか言ってたけどね。
ちなみにちゃんと確認してないけど、伝聞ではDelfの試験は中止だけど支払い済みなら次回の試験に回せるらしい。
そして文法の授業を高速で進めて、差し当たりの最後の授業は終わった。
ロシア人のダニエルとか、仲良くなってきたクラスメイトもいたので本当に残念な気持ちでいっぱい。
その後、図書館に行ってフランス人の友達にメッセ返して(いつも長くなる)、18時ごろ帰宅。
帰宅後はボーっとしてた。Twitter眺めてた。
マリアンヌと連絡とって、20時20分に中心街に集まることになったけど、彼女のルームメイトが色々用意してくれてたらしく、結局21時ごろになった。他の友達も来るとのことだった。
クラスメイトでメキシコ人、女の子のアルマンドラが先にいたので、ちょっと話した。
しかしあまり話す機会なかったからちょうど良かったな。
そしてしばらくして、オダとその友達とも合流。っていうかオダの友達何回か顔合わせてるけど名前まだ聞いてない…笑
日本食レストラン行こうって話になったけど、知ってる店ちょっと遠かったし22時閉店だったので諦めた。
適当なレストラン入って、皆でビール飲んだ。
何も考えないでオダの友達が頼んだ奴と同じのにしたけど、ビールをスピリットで割ったやつだった。
何も考えてなかったから少し後悔した…完全に女の子が飲むやつだったわ…笑
他愛もない話だったと思う。
俺はこれだけいると例のごとく全然会話に入っていけない。アイコンタクトはするからコミュニケーションしようぜ的なのは感じるけど、なかなか難しいよな。
カフェの後はその辺のクレープ屋でクレープ買ってみんなで食べて、歩きながら帰路に着いた。
30分ほどみんなで歩きながら話した。
うーん、思い返してみるとそこまで送別会的な感じはしなかったな。
途中で他の皆とは別れて、俺とマリアンヌだけになった。家近いからね。
たぶん30分くらい一緒に歩いたんじゃないかな。
一緒に歩きながら話してると大体俺が適当に喋るんだけど、徐々にネガティブ系になって彼女が反論する、みたいな構図になる。
いつもそうだったけど、会話そのものあんまり意味はなかった気がするかなあ。
まあこれは俺の感覚だから、マリアンヌが実際どう捉えていたかは分からない。
彼女の家の前に着いて、別れ際にハグしたけど、本当に寂しくなった。
人生でもこんなに人との別れで寂しくなるって数えるほどしかなかったんじゃないかな…
彼女も寂しそうだったな。
これは彼女帰国が決まってから繰り返してたけど、「すごく変な気分」と言っていた。
日常が壊れた、という意味だろうと思っている。
別れた後、ひとつ後悔したのは一緒に写真を撮らなかったこと。
あまり後悔する事ってないんだけど、久しぶりにそういう些細などうでも良いところが気になった…
昨日を振り返って感じるのは、まあ皆さんご察しだったか分かりませんが、彼女に惚れてたのかな、と思う。
一緒にいて本当に楽しかった…
筆舌に尽くし難いものがある。
クラスが一緒になってからの、2か月という短い間だった。風の様だった。
そしてそうやって思うと同時に、2か月という時間だったから幻想も残ったのかなと思う。
もしもっと長ければ、合わない事が分かったかもしれないし。
まあそんな「もし」の話は無意味だけどね。
うーん、本当に悲しい。
恋人と別れたとか、そういう悲しみとは違うんだよな。
なんというか、経験したことのない悲しみ。
友達を失くすとかって、こういう感覚なんだろうか。
彼女は俺にとってフランスでの生活の一部だったのかもしれないな…
彼女のいる日常が日常だった、という事か。
家も近かったしなあ…
悲嘆に暮れてるけど、ここで吐き出した事だし、切り替えて勉強頑張ります…
本当に出会えてよかった。今はそれに感謝するしかないか。