Delf-B2対策 La Production Écrite 要点まとめ

La Production Écrite

サクっと個人的に重要な点をまとめます。

 

試験時間:1時間

文字数:250文字程度

最高点:25点

※採点は0.5点刻み

 

4科目計100点で、最低でも各科目5点、合格ラインは合計で50点。

ただ作文は最も点が取りやすい科目です。

4科目最低5点で合計20点なので、残り30点をどう取るかという話になります。

僕の現在のレベルを考えると残り30点のうち15点くらいは作文で稼ぎたいところです…

まあ全体を見通しての計算ではないので、ザックリ目安ですね。

 

配点:

・手紙の構成 14点

指示に沿えているか(文字数など):2点

状況に適切な表現ができているか:2点

事実(設定)に即しているか:3点

立場(設定)に基づき主張出来ているか:3点

主張の一貫性・まとまりはあるか:4点

・高度な語彙 5点

抗議的な主張を幅広く間接的に表現出来ているか:2点

適切に単語を用いる事が出来ているか:2点

綴りの間違いはないか:1点

・高度な文法 6点

文法的な間違いはないか:4点

レベルに適切な文法を幅広く用いることが出来ているか:2点

 

構成をしっかり固めて、文法ミスに気を付ければ半分は余裕で取れそうですが、前述した通り20点を目指すとなると語彙も意識する必要がありそうです…

 

試験内容

試験の内容は多くの場合、市長や組織の責任者の意思決定に対して抗議の手紙を送るという設定です。

 

0.手紙の形式

まず左上に自分の名前・住所、その次に右上に宛名・宛先、日付を書きます。

その後題名、内容となります。

手紙の文末に定型文となる感謝文を添えて、自分の名前を最後に書きます。

具体的にはフォーマルな手紙について検索すれば出てくるので、ここでは省きます。

 

1.Analyser le sujet 主題の分析

手紙を作成するにあたって、シチュエーションの要素を定義する必要がある。

 

-> Qui suis-je selon la consegne?

自分はどの立場か?シチュエーションの中で自分は誰なのか?

-> Quel est le le probléme?

問題は何か?何に対して抗議するのか?

-> À qui dois-je écrire?

誰に対して抗議するのか?抗議する対象の意思決定者は誰なのか?

-> Quel type de texte?

どんな様式の手紙なのか?

-> Dans quel but?

手紙を送る目的は何なのか?

 

2.Introduire une lettre 文の書き出し

文の書き出しはシチュエーションを説明し、自分がどう思っているかを表現します。

例えばこんな感じです。

"J’ai eu la surprise d’apprendre par la presse que vous aviez décidé de …"

ポイントは「状況の説明」で、自分がだれで、どういう状況なのかを説明する必要があります。

 

3.Préparer un plan 内容の構成

キッチリ決まっている訳ではなく、大体こんな感じのパターンという話です。

一番最初は②の様にシチュエーションを述べます。

-> Avantages de la décision + Inconvénients de la décision + Demande de renoncement

決定の長所 + 決定の短所 + 再考の要求

-> Avantages de la décision + Demande de renoncement + Inconvénients de la décision. 

決定の長所 + 再考の要求 + 決定の短所

-Inconvénients de la décision + Demande de renoncement + Autre solution

決定の短所 + 再考の要求 + 他の解決策

 

基本的には「ひとまず決定を尊重する」というのがポイントなのかな、と思います。

また自己主張にあたって「何故ならば」という論証を行わなければならない事もポイントでしょう。

 

まとめ

構成に関してはポイントを押さえればさほど難しくないと感じます。

ただ250文字前後に内容を膨らますのが難しいかもしれませんね。

あとは問題の傾向やパターンを掴んで、適切な語彙を学習すれば20点も難しくない気がします。

ただ僕のレベルではややB2に届いていないので、徹底的に基本的な部分のクオリティを上げる事が先決ですね。

 

以上、Production Écrite対策でした。

Production Oraleもまだきちんと整理できていないので今後書こうと思います…