Delf-B2対策 La Production Orale 要点まとめ

La Production Orale

Delf対策第2弾です。

こちらはかなり苦戦しているし、まだコツが掴めていない感じがしますが整理のために書いていきます。

思うところがあれば順次追加していければと思います。

※ちょっと内容雑なのでそのうち書きなおしてお知らせします…

 

試験時間:50分

準備時間30分

口述20分(論証10分+ディスカッション10分)

最高点:25点

※採点は0.5点刻み

 

4科目計100点で、最低でも各科目5点、合格ラインは合計で50点。

4科目最低5点で合計20点なので、残り30点をどう取るかという話になります。

作文で20点取るとすると、最低でも15点は欲しいかな、というところ…

個人的に能動的に動ける方が得意なので、リスニングやリーディングで点数を稼ぐのは難しいかな、と感じています。

 

配点:

・主張に一貫性があるか 7点

主題の反映・論証の導入が整理出来ているか:1.5点

主張が論理的に説明出来ているか:3点

イデアに明確な関係づけがされているか:2.5点

・議論出来ているか 6点

明確かつ正確にアイデア・意見を表現出来ているか:3点

自分の主張を守りつつ、相手に反論出来ているか:3点

・試験を通して 12点

繰り返しを避けつつ多様な語彙を用いることが出来る:4点

場に相応しい文法を用いて正しく話せているか:5点

発音・イントネーションは明確かつ自然か:3点

 

考えたことがない主題だとここまでやるのは難しいです。

ただ出題傾向があるので、そこに最適化して対策する形になります。

日本語やってもたぶん満点取るのは難しいはずなので、要練習ですね…

 

試験内容

多くの場合、環境問題やテクノロジーについてで、語彙もこの辺りに偏ってくると考えて良いでしょう。

また試験官は記事の内容を知らない、という体で話を進めていきます。

そうした方が個人的には何を説明すべきかなどイメージしやすいです。

またおよそ8-10分間話す必要があるので、話を膨らませる必要があるでしょう。

 

0.全体の構成

ザックリ論証自体は以下の様な構成になります。

①導入(記事の紹介)

②問題提起

③何故その問題が存在するのか? 問題に対する多様な視点

④解決策

⑤自分の考え 

 

1.導入 (記事紹介)

 冒頭は定型で問題ありません。例えば下記のような感じ。

"Le texte que j’ai choisi s’appelle «見出し» et il a été publié dans le 発行元 en 日付など"

そしてこれに続いて記事の概要をサクっと説明します。

ここはさほど難しいところではないでしょう。そういう自分は出来てませんが。

 

2.問題提起

これがちょっと曲者です。

記事の中にある問題を見つける必要があります。

見出しや記事の中で筆者が問いを投げかけている場合もありますし、あるいは何かしらの社会問題について説明しているはずです。

それが考えるべき問題です。

例えば「自動車を減らすために公共交通機関を無料にしよう」という内容であれば、問題は「大気汚染」や「温暖化」などが考えられます。

元の内容や問題から飛躍しない様に自分の理論を展開していく必要があります。

 

3.何故その問題が存在するのか? 問題に対する多様な視点

その問題が存在する理由を考えます。

問題に関係すると思われる様々な視点に立って考えてみる必要があるでしょう。

老若男女はもちろん、労働者、クライアント、行政、経済、道徳…など、問題を分析してメリットやデメリットなどを挙げていきます。

 

4.解決策

ここではどういう解決策があるのか、を③を踏まえて説明します。

もちろん自分で考えた解決策を提示しても良いですし、既に存在する方法でも良いでしょう。

ポイントとなるのは記事内容はフランスについての事が多いので、他の国の解決策の知識があればそれを提案する事も可能です。

 

5.自分の意見

自分の立場をこの問題に対して明確にする必要があります。

ここでは自分の意見なので、かなり主観的になってしまっても大丈夫です。

自分の身近で起きたことを引用しても問題ないと思います。

 

 

まとめ

大分サクっとまとめましたが、実際にはここに書いてあるイメージよりかなり具体的にする必要があります。

更にこれはほんの一例なので、記事の内容によって構成を柔軟に考える必要もありますので、この通りに構成すればいいという訳ではありません。

配点のポイントを抑えて、フランス式に則る事が重要です。

またディスカッションもありますが、こちらは上記の1-5がキッチリ論理的に組み立てられていれば怖くないと思います。

 

 

以上、Production Orale編でした。