2020/7/9 文化相対主義的な…?
今日もほぼ何もしてなくて絶望してる。
◆本日のタスク時間
30m
・Anki 30m
寝不足なのもあってか10分くらいで集中力切れたけど、とりあえずやり切ろうと思って終わらせた。
午後予定があったので色々やろうと思ったけど、結局ビックリするくらいやる気が起きなくて何にもしなかった…
午後は13時半からミミ(あだ名?)とその彼氏?のフロリアンとカフェに行った。
元々はミミと折り紙かなんかするつもりだったけど、ミミがフロリアンも良い?って聞いて来たので快諾した。面白そうやし。
冒頭に彼氏?と書いたのはそういう親しさは見せるけどなんとなくそういうのを感じなかったから。理由は良く分からない。それに仏語には彼氏/彼女を表現する単語はいくつかあるけど、一般的に使われるpetit(e) ami(e)という表現を用いていなかったから…
ニュアンスでもあるのかな。
まあ仏語には知り合いー友達ー恋人までの間に親しさの階層があって、人によって使い分けるから良く分からない。
彼らは同じ絵の学校に通っている。今日はカフェで私の似顔絵をフロリアンが描いてくれた。まあそんなに似てない(と思いたい)し、そんなに欲しいとも思わなかったけど彼がくれたにそうにしていたので押し負けて貰った。
フランスの人は「素直に言って!」と言う割にはあまり尊重してくれないのがちょっと愉快かな。
フランス人の多くが日本に興味を持っているのと同じように、フロリアンも色々聞いてきた。しかしフランスで芸術に関わる勉強をしている人からほぼ100%聞かれるのは「三島由紀夫」と「黒澤明」について。俺は両方全然知らないからあまり深い話が出来ないのが少し残念かな。
そう、あと昨日中心街で差別を受けた韓国人がナイフで切られたって言うニュースがあって、その話も少しした。
加害者側はアルバニア人だったらしいけど、韓国人の方は挑発されて瓶の底を割って凶器にしたらしい…
それに加害者の方が逆上して切れらた、とかなんとか…
韓国人の方が威嚇したという話は最初の情報ではなかったので、だいぶ印象変わってくるな、と思った。
差別的な挑発する方が100%悪いので捕まった青年らはアホやなって感じだし、舐めてかかって相手が怒ったらナイフ出すとか本当弱さ丸出しなのでかける言葉も見つからない。
フロリアンは「挑発する方が悪いやろ」みたいな軽いノリだったけどね…
「日本人はそんな事しないでしょ?」みたいな感じだったので閉口したけど。
この件で思ったのは差別してくる側はフランスにいるからと言ってフランス人とは限らないんだな、という事。
そしてこれは他人の土地でそこの客人に唾を吐きかけるような行為なので、この青年らのレベルの低さが際立っちゃうんだよね…
とかまあ、そんな風に感じた。
なんだかんだ3人で18時くらいまで一緒にいた。彼の好奇心や彼自身の話は非常に興味深かった。なんだろう、やはり私はアートに惹きつけられる人と合うらしい。
彼は今ほぼ仕事してないみたいで、「11回仕事を変えた」とか言ってた。俺と同じくらいの年齢だと思うんだけど、そんなに仕事変えてる人はフランス人でもそんなにいない。
「いつも仕事してると考えちゃうんだ、俺は何やってんだ?ってね…」って言ってた。
そんであんまり仕事もしてないし、親から色々言われるとかっていう話もしてた。
あと私が体験したブッラク企業の社長の話をしたときや、男尊女卑とかルッキズムの話について、「フランスにもあるよ」と言って彼の体験を交えて話してくれた。
私は話の流れに合わせて日本の話はもちろん、シンユから聞いた中国の話だとかもした。
そうやって断片的に体験ベースの話を中国の事も話す内に、文化には一長一短があり、そのどちらを切り取っても本質は見えなくなるんだな、と思った。
文化に優劣はないが長所と短所はある。そして忘れてはならないのはあくまで文化とは個人で形成されているという事。
それぞれの体験には苦悩や快楽があり、それはその文化の中で生まれて育つ以上絶対的なモノだから外側からは見ることが出来ないし、理解も出来ない。
例えば「フランスは日本よりも男女平等が進んでいる」と言われてはいるけど、フランスには男女平等について苦悩する人間がいないのか?というとそうではない。
問題の本質を見ようとするなら、文化の中まで入って行かないと分からないし、単に相対的な違いを並べても何の意味もない。
例えば日本で男女平等を勧めたいなら、西洋と比べた場合の相対的な進捗ではなく、「如何に日本の男尊女卑社会の中で不当な体験を強いられる人を減らせるか?」という事が重要なんじゃないだろうか?
とかまあ、そんなことを思った。ちょっと力み過ぎて疲れたので、思った事はこれくらいにする。
さて、今後についての動きを全然まとめられていないので、ここで纏める。
やる事の優先順位をつけていこうと思った。
結局の所目標はあくまで「大学入学」ということを考えると、今必要なのは仕事であってDelfではないんだよな。
Delfは大学に入るのに必要だけど、この街の大学で試験受ければ結果が1週間で出るとかいうフランス屈指の早さなので...
という訳でフランス滞在に関わってくる義務的にやらなければならない事と、優先順位は低いがやらなくてはならない事に分けてみた。
1日中同じ事やってるのも疲れるので、多少タスクを分けても良いと思っている。時間配分を意識的にやっていきたい。
・やるべき事
1.仕事探し
CVを印刷して配り歩く、日仏関わらず求人サイトで応募、友達に話す、などなど…
仕事は正直なんでもいい。メリットはそれぞれあるし、場合によって掛け持ちも可能だと思う。ある程度の時間は確保したいところだけど。
2.大学の手続き・学費調べ
これはかかっても数時間で終ると思うんだけどね…
・やりたい事
1.ルーチンとしての仏語
これは主に語彙の話かな。自動的にAnkiと読解になる。
Ankiで作業的に覚えるのは正直嫌気がさしてきてるけど、とりあえずDelf-B2受かるまでは続ける。
2.仏語の勉強
これは主に会話とか、語彙とかその他仏語能力を高める時間に使いたい。Delfが近づいて来れば自動的にDelfに全振りしたい時間。
3.必要になる勉強
特に歴史、数学。歴史は大体やる事見えてるし詰め込めば良いだけなのでサクっと終わらせたい所。
こんなところかな。
1日の中でやるべき事を少なからず進めてから、やりたい事に時間を使う形にしたい。
今後の生活に掛かってくるので、やるべき事に関しては何語を使うとか条件なし。
そんなところかな…
あとはタスクにかけてる時間をしっかり計っていきたい。