2020/9/3 仕事とカルチャーショック
ほぼ1年ぶりの仕事だけど、普通に疲れる。
ただ新しい発見もあって楽しい。ちょっと後半でカルチャーショックについて触れてみる。
◆本日の勉強時間
30m
・Anki 30m
いつも通りは出来たから良いかな...
本当は新規単語追加したかったんだけど、思ったより時間が無かった。
しかし最近気付いたけど、モチベーションの低下は同じ事(テキスト)しかやってないからな気がして来た。
いつもひたすらやるスタイルが楽だからそっちに逃げがちなんだけど、やり過ぎるとどうも逆効果みたいだ...
なので今日から勉強リストを用意して、そこから選びつつやってみようと思う。
勉強はそんなところかな。
朝8時ごろ起きてから飯食ってAnkiやって、住所変更の為に急いで銀行に向かった。
銀行は12時半に閉まり、次開くのが14時半になってしまうからね...
ただ到着して住所変更と小切手の申請やろうと思ったら、住所変更は契約書だけじゃダメで、家賃の領収書が必要だったらしい。そう言えば去年もそうだった...
小切手の方は自分の口座番号を入力する必要があって、これも手元に分かるものがなくて詰んだ...
結局散歩になってしまったというね。
その後帰宅して昼食を摂った後、シーツやら色々なかったのでホームセンターに買い物に行った。ついでに自転車とかも見た。
しかしIKEYAに行ったはずなのに色んなものが高くてびっくりした。
自転車も最安値で180€くらいだったので、給料が出たらle bon coinで買おうかな…
シャワー用に桶とか買おうと思ったけど、そういやキッチンに使ってないサラダ用のボウルあったな、と思って高いし辞めた。
ただシーツとか冬用に小さい敷物とかは買った。床がタイル?なので絶対冬冷たい。
あと髪の毛切るためにバリカンも買った。いつも散髪が15€で、バリカンが30€なので悪くないと思う。自分出来るの大変だけど、慣れたらそれっぽくなるだろう、たぶん。
しかしレジが激おそで、レジ待ちで30分以上消耗したと思う。
それから家に帰って1時間休憩して、仕事に行った。
仕事は結構楽しいかな。たぶん役に立ててそうだし…
ただ一緒に働いてる人達と円滑にコミュニケーションが取れないのがちょっと寂しい。
やっぱり日常語は全然分からない…
それはそうと、今日はウゴ―が友達を連れて来たので賄いを彼の友達も一緒に食べた。
日本だと有り得ないけど、ここはフランス…
そんなところだった。
さて、カルチャーショックについて。
仕事を始めて2日目だけど、ショックが色々大きい。
日本で多少でも飲食やっといて良かったな、と思った。仕事見つかり易いし、なんだかんだ4回目の飲食なので割と経験者風に動ける。
あと仕事そのものはどちらかと言うと日本より楽。ほぼ目分量だから、覚える事が少ない。ただ注文とかはフランス特有の煩雑さがあって混乱する。
他には店内に客が残ってても従業員のディナータイム始まるし、前述したけど時間に友達連れて来て一緒に賄い食べる…
給料日について聞いたら月初だけど月によってマチマチで、忙しい時は2分割で中旬くらいまでには支払われるらしい。
掃除も日本と比べるとかなりザックリで、排水溝のシステムも日本では残飯の汚水をレストラン側が何とかする必要があったけど、フランスは水道管が太めに出来てるので全部流せる、という快適さがある。
更に私が働いている寿司屋は握りのセットで2000円以上取るけど、シャリは機械で成型してるし、私の仕事はネタをシャリに馴染ませる事だったりする。
でも値段についてはフランスはこんなモノで、うちの店が特段何かオカシイわけではない。前に1日だけ働いたビストロ(居酒屋)も、高い割にはほぼ既製品に近いものを並べるだけだった。
そしてフランス流の日本食を日本人から学んでいる、という奇妙さもある。
以上の事とか日頃の体験も合わせると、フランスは日本よりも労働の価値が高い。これは「労働者がより沢山稼げる」という意味ではなく「人に何かさせる行為」に対する値段が高い気がする。ただ掃除夫とかは恐らく安いので、要検証という感じがする。
あと1つ、自分の話だけど、昔の自分を思い出して非常に空しくなった。
まだ2日目だから分からないけど、皆良い人で一緒に働いていて楽しい。でも日本にいた頃は非常に日本文化を憎んでいたような気がする。でもそれっていろんな話聞いてると自分の境遇の話であって全般ではないんだよね。
なんであんな風に日本文化を卑下してたのか、不思議になった。何か浄化されていくような感覚があった。
日本ではたまたま色んな運の積み重ねで、ハズレを引き続けてしまっただけだし、フランスでもたまたまアタリを引いただけなんだと思う。
もう2時過ぎたので中途半端だけど寝ます。
とりあえず思った事を形にしたかった。
おやすみなさい。