2020/10/8 2回目のDelfを終えて
久しぶりの日本語更新。だけど今後仏語と翻訳に戻すかも?
◆本日の勉強時間
2h
・試験準備 30m
・試験 1h30m
ザックリ試験の感想と今後の課題を。
・スピーキング
最悪。全然論証になってなかった。話しながら矛盾点に気付いたレベル。
中々酷い構成だった。
議論の時間は試験官の仏語が聴き取り難かったのもあったけど、最初のプレゼンのショックで質問が頭に入って来なかった。
問題は語彙。これに尽きる。そもそも問題文の理解がかなり浅いというより理解出来てない。
理解できる文章・語彙>>>>>会話で使える語彙なので、分母を増やす事と会話に引き出す練習をしないといけない。
まあ最近仏語を話す機会が極端に減っているので、意識して機会を作る必要がある。
・ライティング
時間内に収まっていたし、構成も悪くはないと思う。ただやはり引き出せる語彙に限界があるので、表現が制限されているのを感じる。
もうちょっと頑張れる余地がある。
・リーディング
これも悪くなかった。概ね理解出来た。不足があるとすればやはり語彙による理解の浅さによって、試験時間内に全て解くことが出来ない点かな。
・リスニング
前回よりはマシ。これは難易度が下がっているのもあると思う。そしてやっぱり聞き取るのが難しい。話し手の話し方に特徴があるので難しい場合が多い。あと話すのはやっぱり早い。この辺は慣れだと思う。
・総合評価
やはり読み書きは悪くない結果になるな、という感じ。
スピーキング以外は全体的に問題の難易度が下がっている様に感じたので、それによる補正もあると思う。
対して自分の能力は多少理解出来る部分も増えているのは感じたけど、基本的にはさほど変わっていない様に感じる。
原因は語彙が増えてないのが大きい。あとは喋ってない事。
もしかしたらフランス語のコースの内容も多少関係している気もする。まあいずれにせよレベルは足りてない。
・今後
Delfの結果は10月末だけど、受かっているか分からないし(自信もないし)引き続き勉強は続ける。
集中して勉強出来るようになって来たので、ある程度効率を考えつつ勉強出来たら良いな、と思う。
仕事もあるので忙しいけど、自分の学びの骨子になる仏語を疎かにする理由が無い…
仏語の試験についてはこんな感じ。
そして試験後はカフェでボーっとしながら今後やる事について少し整理した。
まあ取りあえずはビザの更新かな。
その後最近ちょくちょくカフェで遭遇する日本の人と試験も終わった事だし一緒に夜飯に行った。
結構その人は話が合うっぽくて、楽しい時間を過ごせたな。
どうも日本の行政関係の人で給料もらいながら勉強してるっぽい。やっぱりエリートの待遇はスゲエや、という感想。
その中で単語の暗記の話になってその人のやり方を教えて貰ったけど、中々参考になる感じがした。
個人的に印象的だったのは「表現を自分で作らない」と言ってたのと、単語は生きてるから単体で覚えるより全体の文脈とか文章ごと覚えた方が良いって言ってたな。
彼がやってたのはノートの見開きに左に日本語、右に仏語を書き、右側には知らない単語が出てきた文章を、左側には日本語訳を載せていた。
こうする事で単語をイメージで呼び出せるし、表現としても変に作ったりせずに既存の表現に寄せることが出来るらしい。
「でもめっちゃ時間かかるし大変ですよね?」って聞いたら「慣れて段々早くなる」って言ってて、たぶん半年前の私なら「いや、あなたには出来るだろうけど…」って思っただろうと思うけど、今は「やってみたら出来そうだな」と思えた。
たぶんプロセスがイメージ出来るんだと思う。
いきなり青森から鹿児島までチャリで来いって言われたらムリムリのムリって思うけど、岡山辺りまで来てたらまあ行けなくはないかな、みたいなそういう感じかな…
いずれにせよ結構楽しかったし勉強にもなったのでまた話してみたいかな。
それに私が金ないのを察してくれたのか奢ってくれたし…
私と気が合う時点で友達いなさそう、という余計な想像力を巡らせてしまったな。
まあ引き続き仏語の勉強は力を入れていく…
仏語をやる事によって得られる物と、やらない事によって失う物の総計が果てしなく大きい。
勉強が出来ない自分にもたらされた蜘蛛の糸の様なモノで、コイツを伝えば他の事も出来るようになるだろう、という確信めいたものがある。
そんなところかな。