2021/9/1 キレたりとかその他色々
さて。
◆本日の勉強時間 0h
今日は一応仕事の応募やらいくつか勧めた。一通りこの1週間でやりたかった事は済ませられたと思う。
なんやかんや色んな物持ってこないで仕事探しに集中できているので悪くなかったかもしれない。パリの近くの街にいたら考えることが多くて手につかなかったかもしれない。
今日は午前中仕事探ししてたけど買い物について行くことにした。買い物かと思ったら海だったけど。
海岸沿いを適当に散歩して戻って来た。
で、戻って来て昼飯作って食べる段階になって、キレてしまった。
原因はワインをオジサンの分も注がなかった事に起因する。マジでどうでも良い。
私はいつも、特にお酒は自分が飲みたい分だけ注ぐし、人が何を飲みたいか分からないので注いであげる事はあまりしない。別にコップに飲みたい物注ぐのに時間なんてかからないし、イチイチ誰かに聞かれるのも聞くのも意味が分からない。まあこれは前からそういう振舞いで割と軋轢を生みやすい事はなんとなく理解はしている。
その上でオジサンもかなり強権的に振舞うので色々な振舞いにストレスが溜まっていた。たぶん向こうもそんな感じだと思う。
そんでオジサンが「なぜ俺の分は注がないの?」と聞いて来たから「何を飲みたいか分からなかった」と言ったら「聞けば良いじゃないか」「皆でご飯食べる時はそうするもだろ」みたいに言われたので、この時点でかなりイラっときてぞんざいに「いつもみんなでご飯食べるとは限らないでしょ、皆で食べたいかどうかは時と場合に依るんじゃないの?他の人の考えも尊重するべきでしょ」って答えたら「他の人の考えも尊重するべき?何の話をしてるんだ?例えばなんだ?」と食い下がってきた。
後から思い至ったけど、たぶん"Il faut respecter les autres(他の人の考えも尊重するべき)"って言ったのが刺さったらしい。
で、食い下がって来たので「部屋に勝手に入るな」とかまあ、溜まってた事を吐き出した。「そんなの言わないと分からん」て言われたので「それはそう」と返したけど。
まあ向こうも向こうで(昨日の日記には書かなかったけど)私が昨日オジサンたちが時間通りに戻ってこないので待ち切れずに、窓から侵入して家の中で過ごしていたんだけど、そういう事はするなと言われた。
昨日の時点では「泥棒だと思われたら撃たれるぞ」とか訳の分からない脅しをしてきた…もっとちゃんとコミュニケーション取れよって感じだわ…普通に飯食ってても「不味かったらマクドナルド行け」とか言ってくる独裁者ぶりなのでホンマ腹立つ。
まあ次言われたら「面白くない冗談は辞めろ」って言うけどね。
しかし窓から侵入したのは大人気なかったし、普通に電話していつ頃帰ってくるか確認する事も出来たな、とは思った。
それを言ったらつけ上がって来たのでこのオッサンには譲歩しちゃいけない事を学んだ。
で、最終的に「次からちゃんと伝えましょう」という話に落ち着いた。
オジサンはアレもコレも似たような事をリピートしてきてウザかったので「次から伝えましょう、で今回の話は終わりでしょ」で押し切った。
私は「コレで終り」と思ったらそれ以上蒸し返さないし、殆ど引きずらないけど、まあ大抵相手は違うので修復に多少でも時間はかかる。
とは言えその後はオジサンも多少尊大になってないか気にする様になったし、私も協力的になれる所はなれるようにした。
まあ人間同士なのでそういうもんかな、と思ったな。しかし今回のバカンス付いてきたの失敗だと思ったけど、信頼関係を築くには良かったかもしれない。
そんで夜ご飯はクメール料理が出て来てテンションが上がった。
なんか調味料足りなくて全く同じじゃないとか言ってたし、何となく味違うのは分かったけど、フランスでクメール料理を食べれるとは思ってなかった。
で、夜ご飯のあと散歩に行くというのでついて行った。
日は既に暮れてたけどまだ空は赤く染まってて、非常に美しかった。
風も心地よく、波の音も聞こえた。
1時間くらい歩いて戻る頃には真っ暗だったけど、今度は星が見えた。
満天の星空とまでは行かなかったけど、それでもこれだけの星を見たのはいつぶりか分からない。
帰りの途中で私はちょっと分かれてひとりで海辺の岩場でボーっとした。
聞こえるのは波と風の音、光は星の瞬きだけ。
ひとりだったけどひとりには感じなかった。
何か今日散歩してたらインスピレーションが湧いて、なんとなく画家の感性が自分なりに咀嚼できるようになってきた。
それが分かったからどうなんだ、という事もあるけど、私の場合はコンセプトが何よりも大事で、羅針盤がないと前に進めないんだよな…
最近考えていた事は「生きる覚悟」について。
今の私の考えでは「いつ死んでも後悔はない」という生き方をしていて、逆に言うといつ死んでも良いので屍とそんなに変わらないんだよね。確かに精いっぱい生きてるけど、それは生きる為じゃなくていつか死んですべて消えゆくから生きているだけ、というもの。
そうすると努力しようと思っても自分のできる範囲でしかやらないし、別にどうせ死ぬので必要以上に頑張る必要がない。
それで良いのか?
と思って岡本太郎の「ただこの世に生まれて来たから、惰性で生きてるなんて、そんなやつは、生きてる必要ない」という言葉を見て考え至ったのが「生きる覚悟」についてだった。
私は「いつ死んでも良い」ので、死ぬ覚悟はもうできているけど、この世界を「生きる覚悟」が出来ていないんだよね。
で、今日なんとなく糸口がつかめて来た。
上手く言語化出来ないけど、色々な物事に翻弄されて孤独に空虚になっている自分に目一杯魂を吹き込むんだよな。
今まで人間のフリをしてきたし、今も演技でやってる所あるけど、あとはもう人間にならなくちゃならないんだよな。
その「人間」こそが、偉大なアーティストが持つ「才能」なんだよね。
なんか上手く纏まりませんが、今日思った事はそんなところでした。