2022/2/15 マイノリティとしての尊厳

今日分。

◆本日の勉強時間 0h

2時間くらいはやったんじゃないかな…

ずっと数学の復習をしていた。

 

午前中は授業があり、計量系の授業などだった。

しかし慣れて来てたとはいえ微妙に年齢差とかクラスメイトには馴染めない事が分かって来て困惑している。

しょうがないんだけどね。

 

午後は休憩室で計量の授業の分からなかった所をひたすら調べてた。

しかし、最近起きた事をなんとなく反芻していたら、前学期に色々あった女性の良く分からない行動の動機が見えて来て取り乱したというか、困惑した…

先週の授業では割と教員から聞き返されたりすることが多く、仏語の出来なさを再認識させられる事が多くて、その中で彼女は私をフォローするような動きをしているシーンがあり、どう受け止めたら良いのか分からなかったけど、今日なんとなく総合的に考えてみたら分かって来た。

たぶん本人は割と優しい性格なのだと思う。今日もグループワークで余ってしまった人に声を掛けていたし、なんか教師になりたいらしいし。

なので私についてどう思っているかとかは関係なく、単に教員の仏語の不出来な私の扱いに思う所があったのだろう。

その一方で、相変わらず私と目線が合うのを極端に避けているあたりに、それが表れている。

 

まあ彼女とは色々あった事もあって、まず「なんて屈辱だ」と思ったね。

仏語が出来ない。それはそうだ。だから前進するのだ。出来ないから、バカにされるから、それでも進みたいから進むのだ。そう思っている。

しかし、そうして自分の意志を持って選択し、ここへ来たのにも関わらず、まともにコミュニケーションを取った事もない人に仏語の能力とその扱いだけで同情される。

バカにされる方がまだマシなんだよな。

その中途半端な優しさこそ、最も深く刺さるのだよ。

私は私の意思でここへ来た。誰かのかごは必要ないし、それが尊厳だと思っている。

その上で、分かり様の無い遠い何かを自分の認識だけで判断して、同情し、加護しようとするのは、それは愛でもなく、優しさでもなく、自分を投影した何かを誇っているだけだ…

私は誰かの欲求を満たすおもちゃではない。尊厳を持った人間だ。

抑圧と同情で声を奪われる事がこんなにも苦しいのかと思う。

もちろんこうした尊厳、プライドが手を差し伸べる人を遠ざける事も知っている。

しかしだ。

私の言語能力が低く、それが原因で学校生活に影響を及ぼしている事もまた事実なのだ。

そこに尊厳なくしてどう自身を向上させよというのか。

そして永遠に分かり合えない中で、生き馬の目を抜く抜く様な社会の中で、生き延び、戦い抜き、人生を、人権を勝ち取らせるのは紛れもなく尊厳だ。

全てを悪者にして、自分だけが悲劇の主人公を気取りたいのではない。

協力者がいたり、善良な人は沢山いる。

しかし、あくまでも公正に戦い、社会の中で確固たる自分を確立していくのは、尊厳でしかない。

 

それがマイノリティの戦いなのだという事を、実感した。

人間性人間性を奪い、人間性人間性を与える。

どこまで行ってもこの戦いは続いていく。終わることは無い。

 

そんなところでした。