Manifestation le 1 mai
今日はフランスのデモに参加してきたので、そのことについて時系列で書いていきます。とりあえず記録として書くつもりなので、スピード重視で仏語も使って書いていきます。
昼に友達と駅で落ち合う約束をして12時40分のベルサイユの電車に乗り、モンパルナスを経由して地下鉄でLa place de Républiqueに向かった。
この時点で友達はレミの一人だけ。彼はマスクとゴーグルを持参していて、現地に着く前に耳栓を買いたいと言ってた。結構大きな爆発音がするとのこと。
La place de Républiqueは駅が閉鎖されていて、その手前のストラブールなんとかって駅で降りた。確か8番線だったはず。
そこから耳栓を買うために薬局を探しながら歩いて、結局見つけて変えたので、一駅先のLa place de Républiqueまで歩いた。
広場の入り口には警察の検問があり、バッグを持っている人の中身を確認していた。
そしてデモのスタート地点であるLa place de Républiqueの会場に着いたのが13時半過ぎだったかな。
レミの友達のバプティスを待っている間、広場を周る事になり、適当に歩いた。
音楽が大音量で流れていて、雑に労働組合別に集まっていた。大木の風船とか荷台があり、その上で歌ったり踊ったりする感じで、簡易式のステージが移動するイメージかな。あとはビラ配ってたり労働組合のシンボルや頭文字の入ったバルーンや旗が色んな所にあった。
屋台もたくさん出ていて、ジュース売りはもちろん、めっちゃ美味そうなサンドイッチとか売ってて、正直お祭りか?って思った。
周りながらレミがコーヒーを飲みたいというのでマックでコーヒーかった。
中央の15mくらいある像に上ってMacron Démissionと書かれたTシャツを着せてる人たちとかいた。意味わからん。
そうしたら強めの雨が降って来た。夕立みたいなやつ。それが15分くらい続いたと思う。ただ耐えたが、花粉みたいなのが服についたし、手もなんかべたべたして気持ち悪かったし、寒くなってめちゃくちゃテンション下がった。
その後バプティスと無事合流出来たけど、この時点で14時40分くらいかな。
彼と合流してから、デモの行進ルートを進んだ。人混みが凄くて、フランスでここまでの人混みはほぼ経験なかったけど、お祭りだな~って感じだった。
途中ステージ式の荷台の通り過ぎるときもみんなで歌ってたりして、不思議だった。
その後しばらくズンズン進んで、ただひたすら進むだけだったので何しに来たのか良く分からなかったけど、取りあえず進んだ。一応聞いたらバスティーユ広場方面に向かってるって話だった。
途中から道が狭くなるからなのか、脇道に逸れて迂回して進んだ。人混みは疲れるから休憩の意味もあったと思う。
そんで元の道に戻ろうとしてたら、警官隊が道を封鎖している上に催涙ガスの煙が見えて、難しそうだったので脇道をそのまま進んだ。
しばらくしたら大きな交差点に出て、そこで元の道に戻ったけど、その時点で警官隊が行進を始めていて、「オッ」ってなってた。
そして交差点のカフェかなんかの前で呑気に眺めてたら、始まった。
なんかヤバい雰囲気になって、皆走って逃げ始めた。
この時点でヤバそうだったけど、バプティスとかは割と落ち着いててそんなもんかって思ったが、それでも雰囲気はヤバくて、皆走って逃げてた。なんか一部の人がバリケードみたいに柵とかを道に拡げてた。
大多数の人は逃げたけど、どれでも残った人は建物の側に寄って様子見。
逃げながらそんなことを3回くらい繰り返して、途中で壁に寄ってる時に警官が数名走り去っていった。ついでにペイントボールを落としやがって、あとで確認したら靴とズボンに微妙についてた。
メインの通りがヤバくて、脇道に逸れればそれなりに安全で、そのあと一回脇道から完全に離脱した。
もう一回戻ろうと思ったけど、次の通りは警官に封鎖されていた。
そんで目の前にちょうどカフェがあったので、そこで休憩する事にした。
この時点で15時40分とかそれくらい。デモが始まってからここまで1時間...体感だと3時間くらいだった。ここで話したけど、バプティスによると警官が途中で催涙ガスとか使ってデモ行進を分散させて、デモ隊が拡大しないようにしているって話だった。
その後店を後にして、脇道を進みながらゴール地点?についた、他の小道は警官にふさがれていた。
どこだったか良く分からないけど、着いた後は大体同じパターンで、最前線で打ち上げ花火を警官隊に放つ人たちと、催涙ガスの応酬。
私たちは野次馬なので、ガスが引いたらちょっと前に出て高めの場所から前線を眺める、みたいな事を繰り返してた。大体他の人もそんな感じで、ガスからは逃げる、良い感じに圧倒出来たら前に走る、みたいな事を延々やってた…
この間に一回、催涙ガスをもろに食らい、目と呼吸器ちょっとやられてフラフラした。
あとはそこらじゅうのゴミ箱燃やしたり、原因は良く分からないけどなんか結構な火が出たり、放水車出てきたり、ドローンで監視してたり色々ありすぎた。
そのうち追い越した労働組合の荷台とかも到着して、通り過ぎて行った。
面白いと思ったのは消防士がデモに参加してて、警官隊と対峙したっぽかったこと。前線にいないし、良く見えなかったのでその場の雰囲気の話だけど。
途中で友達がもう1人合流するとか言ってたけど、最終的に合流しなかった。
その代わりにレミの妹が合流して、少し話したけど、まあその話はここではメインではないので割愛。
ゴール地点は6つくらいの大通りの合流地点だったけど、一つを除いて全て封鎖されてた。あとは地下鉄を通るルートもあり、そこから帰って来たけど。
manifestantsはだいたい白人で、黒人とかアジア人もいたけどそんなに多くなかったと思う。あと危険な事したり逃げないのは大体男。
当たり前だけどほぼ仏語しか聞かなかったし、みんなフランス人だった。あとパリは栗毛の女がいっぱいいて、南仏とも私が住んでる地域の女とも特徴が違うなあって思った。
その他には、白人は催涙ガスに弱そうだな、という。目鼻が大きいので粘膜の面積も大きく、一般的に肌も薄いのでダメージデカそうという…まあでも実際は分からない。私は眼鏡してるし、マスクもしてた。友達は装備が違ったので比較できない。
大体そんな感じかな…
今書いておいて、あとでnoteでレポートにするかもしれないけど、気が向いたらやります。とりあえず試験もあるのでそれからですね。