2021/9/23 クラスメイトとスティグマ

さて。

◆本日の勉強時間 0h

今日も相変わらず朝から夕方まで授業だった。

朝着いたら最初の授業で目が合った女性がいて、隣に座るか一瞬考えたけど結局違う所に座った。なんつうか状況にもよるけど興味がある事を態度に出すの恥ずかしいんだよな。

どうみられるかを気にしているという事なんだけど。

 

授業は分かる奴と分からないヤツがあったりしたかな~。

 

あと最後の授業でグループ分けをする話になって、私は案の定余ってしまいクラスの他のあまりの人と組むことになった。

ガスパーって男性で、インスタ交換したけどアイコンがアニメだったし、見た目も全然ぱっとしない感じだったのでたぶんオタク。

日本に行った事あるらしくへえ~ってなった。

クラスは女性が多いのと、割と人種はアフリカ系とか北アフリカ系もいるし、バリエーションはあると思うけど人種別でグループ作っててあまり感じは良くない。

なんか違和感というか思ったのは割とフランスにしては皆距離を取って関わらないようにしてる感じがするんだよな。

あとは割と余る人の傾向見てたらスクールカーストっぽいなって思った。

ぼっちオタクや私みたいな転校生属性は優先的に余る。本音はみんなと仲良くしたいな~って思うけど、まあそういう流れにはなってないのでしょうがない。

私の態度にも多少原因はあるというか、雰囲気が難しいにせよそうしたいならそうすれば良い事も何となく分かっているしな~。

 

社会学を学ぶ学生の中にも構造があるのは面白いというか、みんな私より若いしネイティブだからその辺りを俯瞰をするのは難しいのだろうな。

それに社会を分析して解体する事と自分の中の社会の悪い所と向き合うのは別な作業だし。

私も結局カースト底辺みたいな所に落ち着いたわけで、そこにコンプレックスも少なからず感じているし、そういうステレオタイプ的なカーストに落とし込んで捉えてグループになったガスパーを一瞬でも見下した自分を同時に軽蔑している。

そんで自分が外国人である事を特別と考えている訳じゃないけど、例え外国人に興味があっても、同じ属性を持つグループから逸脱して行動するのは人間難しいんだよな。

そういう意味でガスパーは普段から私と同じボッチなのをよく見てたけど、話しかけてくれたし、彼はどちらかというと1人でいる自由を好んでいるんだろうなって思う。

 

何が言いたいかって言うと、考え方や自分次第でどうとでも捉えることが出来るし、いくらフランスが自由とは言っても人間スティグマからは逃れられないんだなあ、と。

授業もそうだけど、日々フランスの普通の人達を観察していて色々感じる所がある。

 

そしてそういうスティグマから自由な人が私は好きなんだな、と思った。

 

学校はそんな感じ。

 

で、帰宅後はダラダラしながら授業の復習を少しだけやった。

気付いたらフランス語の翻訳の依頼と前回分のフィードバックとして校正を貰ったけど、校正の方は校正の必要のない箇所を幾つか見つけてイラっとした…

フランス語ネイティブがやってるんだろうけど日本人の感覚で彼らの仕事を評価しないでくれ…っていうな。

私は間違ってないのにいい加減な校正のおかげで評価を下げられたら困るんだよな。

まあこの辺は色々考えてあるのでまあ良いか…

 

そんなところでした。