2021/10/21 失恋(?)

さて。今日は情報量の多い一日だった。

◆本日の勉強時間 0h

ここへ来て凄まじい量になっている。来週試験が2つあるし、仕事が振ってくる事も想定すると課題全部は終えられない。

ので素早く終わりそうなヤツをサクッと片付け、課題を終えて試験勉強したいが、試験が月曜と木曜という絶妙なタイミングなんだよな。

 

さて本題に入りますか。

予てからまあなんか良く分からない感じになっていた女性に勇気を出して、自分に素直になって、率直に気持ちをぶつけてみたのだが、華麗に、というより鬱陶し気に断られてしまった。

なんかこう、「まあちょっと文化の違いもあって戸惑ってしまったんだよね~」みたいな話をきょどりながらしたけど、まあ終始怪訝そうな顔してたし、「なんやコイツ」っていう雰囲気を出していた。

ちなみに先々週声を掛けてみた時はそんなに印象悪くなかったんだけどね。

まあ時間経ってるし人間なので変化はする筈で。

「インスタかなんか教えてくれない?」って聞いたけど「ごめんね、彼氏いるんだわ」って言われた。

そこで一端思考が止まったというか、「連絡先を聞く=恋人になる」みたいな感覚がまず理解出来なかった…まあ分からんけど拒絶された事は確かだったな。

しかし過去を振り返っても普通に考えてパートナーいる女性が男性に視線送ったりしないので、ここ数週間の話かあるいは嘘かって感じだが、もうどうでも良いな。

今日言ってダメだったらもうええわって思ってたので、割と踏ん切りは着いたので良かった。

しかしその後の授業はショックで半分くらい集中できなかった。

午後の授業前にはそこそこ平静さを取り戻せたな。

 

しかしまあ、しょうがないよなあ。

お互い薄っすら好意があった事は事実だけど、何もかも噛み合わず、終いにはこういう感じになったのである意味破局だよな。

我ながら何回思い返しても今日のやり取りは笑ってしまう…というのは全く会話というか、そういう一切テンポが噛み合っていない事に自分で気付かず全力投球していたからだ。

そして冷静に考えてみれば彼女の方も序盤で私が彼女の思う様に反応しなかった事や、私の曖昧な態度に対して何かしら感じていた事も確かだろう。これは僅かなコミュニケーションの行間を埋める妄想に過ぎないが。

 

しかしまあ、この出来事のおかげで色々吹っ切れたのか、もうちょっと色んな人とコミュニケーション取ってフランス文化に踏み入ってみようと改めて思った。

外向性のスイッチが入ったというのかな。奇妙な感覚だけどコロナが来てからずっと内向性にスイッチが入ってたような感じだ。

 

昼飯食ってたら近くにクラスメイトっぽい人がいたので声を掛けて少しだけ話してみた。普段はマスクしてるから外してると誰だか分からなかったけど。

 

そういう変化が起きたのは良かったな。

恋愛やコミュニケーションに関する重荷が下りたような気がして、少しほっとした。悲しいけど、代償は思ったより少ない。

 

まあフランス文化に分け入るのもやっていくけど勉強もあるから頑張る。

 

で、午後の授業はグループワークがあったけどまた色々と発見があった。

あんまり詳しく書くのは面倒なので避けるけど、グループワークをガスパーとクリストフ、イワンの男4人でやる事になった。

なんかガスパーとクリストフで意見が割れて対立しちゃったんだよな~。二人とも頑固だし。

クリストフとイワンは割と価値観がフランス的に偏ったフランス人で、元々苦手な印象会ったけどちょっと強化されたな。まあ言うほど気にしてないけど。

私は完全な沈黙じゃなくてまあ多少なんか言えたので良かったな。

皆の前でなんか言う時に言葉に詰まってちょっと変な言い方をしてしまったけど、まあ通じたから良いかな。

思ったより緊張しなかったけど、今朝の出来事の賜物かも知れなかった。

 

悲しくも一応彼女に話しかける時の練習までして、上手く伝わるかなって緊張しながら話した。

とんでもなく噛み合わない文化の狭間で、私の言葉と私の気持ちは空を切った訳だ。彼女の気持ちももしかしたらそうだったのかもしれない。

 

大声で笑いたい。そして感謝したい。

悲しいが、これが世界の美しさでもあるのではないか。

この強烈な孤独の先に、何があるのか分からないが、これは美しいと思う。

ひとりの人間が、ひとりの人間の振舞いに愛を見出したり、見出さなかったり、翻弄されたり、激情に燃えたりする。

それは確かにお互いがお互いとして存在するから可能なのであって、決してひとりではなしえないのだと思う。

そしてひとは日常の中に愛を見出すが、それは儚く散って雑踏に消える。それの繰り返し。

 

なんというか、ノルウェーの女の子との関係もそうだったが、言葉に出来ない、態度にも大きく表れない、それでも愛し合っている状態というのはとんでもなく神聖みがあるな。

 

そんなところでした。