2019/8/11
パリ滞在2日目
今18時半だが、日本でいう午後15時くらいの明るさなので変な気分だ。
今日は書ききれないくらいいろいろ感じるところがあった。
今朝は6時半ごろに目が覚めた。
8時にホテルの朝食をとり、10時過ぎにホストファミリーの家に向かった。
ホテルの朝食はパンとコーヒーだったが、これがびっくりするくらい美味かった。
日本と味が全然違うのは気候のせいだろうか。
1回乗り換えそこなったが、無事ホストの家に11時半ごろ到着。
大きなマンションで入口には鉄の柵があった。
少し緊張しつつインターホンを押して待っていると、マダム・フラタンが出迎えてくれた。165センチくらいの白髪のおば様だ。
彼女にはとても柔和な印象を受けた。
簡単に家のルールなどを確認し、昼食にしようと思って「スーパーはどこにありますか」と尋ねてみた。(ご飯は朝飯と10回分の夕食(14日間の内)の契約だった)
すると「ここは観光地ではないので、日曜日にスーパーはやっていない」とのことだった。そういえばフランスでは許可がないと土日は営業できないんだった。
するとご厚意で昼食を用意してくれた。ありがたかった。が、量がかなり多かった。
5個くらいの目玉焼き、ビスケット(クラッカーみたいなやつ)、甘いジャガイモのような紫の食べ物、メロン4切れ、ヨーグルト。
ジャガイモみたいな食べ物が凄く多くて、腹いっぱいになったところで、デザートのヨーグルトを口にすると、甘いおかゆの様な食べ物で、しかもクリーミーだった。
ちょっとキツかったが、ご厚意に甘えた手前残すのも憚られたので水で流し込んだ。
14時くらいからフランス語の勉強も含めてマダムと話そうと思って1時間半ほど話した。
家族のこと、旅行が好きなこと、フランスに来た理由など。
彼女の息子はピザのプロフェショナルらしい。(!)
まあ僕はまだそんなにフランス語が流暢ではないので、ほとんど聞く一方だった。
理解できてるのは大筋で50%、正確なニュアンスを考慮すると恐らく30%程度だろうか。
この辺りで気候の違いに気が付いた。空気の乾燥度合いが尋常ではない。
水も硬水で、パリの水道水は飲めるし美味しいというので飲んだ。
それと先ほど食べ過ぎたのもあってか、腹を下した。
その後15時半くらいからこの地域を紹介してくれるというので、一緒に散歩に出た。
これはかなり強烈だった。
社会学に興味があることを話したのもあってか、結構熱心にいろいろ教えてくれた。
近くにある図書館やスーパー、美術館から移民が多いことやパブリックアート、などなど。
特に興味深かったのは、棚や机などは路上に投棄すると、ホームレス(ほとんどの場合アフリカンの移民)が持って行ってくれるらしい。良いんだか悪いんだかわからないが。
とても面白かった。唯一残念だったのは僕の語学力だけだった。
2,3時間歩いただろうか。
さすがに少し疲れたが、とても面白かった。
19時から夕食をとった。
マダムと一緒にご飯を食べた。
食事中も少し話したが少し疲れてきて、自分にとっての独りの時間の重要さを思い出した。
昼食の時はやったが、皿洗いも自分の分だけやってマダムに任せてしまった。
こういう気分のムラは良くないな。。。
無理しない様に気を付けなくは。
以下感想。
途中マダムが知らない人と話すタイミングがあって、意外とパリジャンはラフなんだな、と思った。地域差もあるかもしれないが。
あと東京だとあまり通り過ぎる人を凝視しないが、結構目が合うと感じていたし、実際マダムも凝視してた。笑
パリは公園がとても多い。というか植物がかなり多い。
建物を見上げると必ずプランターが目に入る。
生活に余裕があるんだな、と感じた。植物に水をやったり、自分以外を気に掛ける余裕があるんだな、と。
こういうものは東京で感じる事はなかったように思う。