2019/8/15

しかしあまりやることない・・・か?

 

今日は日本でいう終戦(敗戦)記念日だった。

まあ連合国側からすると勝戦記念日なわけだが。

こうして考えるとやはり戦争の残した遺産は大きい、と感じる。

日本人の自己肯定感にも少なからず影響を与えているはずだし、喫緊の日韓関係を鑑みるとまだ乗り越えられていない様に感じる。

特に今どきは「過去を清算して未来に踏み出す」というよりは「誤魔化して泥沼化しちゃおう」みたいな雰囲気を感じる。

まあ前置きはこのくらいでいいや。

 

学校がなかったのでやることに困った。

感覚的には観光というよりは目的を達成しに来ているので、なかなか難しい。

11時ごろに家を出て、レンタル自転車を試してみた。

1日5ユーロで30分以内の利用なら無料。

これは結構悪くなかった。意外と坂があったのと自転車の品質が不安定で、利用する際はブレーキを確認することをお勧めする。

ルート的には以下のような感じだった。

13区(滞在地)=>パンテオン=>オルセー美術館=>凱旋門=>マレ地区

 

パンテオンはたまたま通りかかった。入ろうと思ったけどやめた。

近くの教会はいったらミサ?がやってた。教会の雰囲気と讃美歌の組み合わせはなかなか神秘的だった。

オルセーも元々は入るつもりだったけど、思ったより高いしパスとか色々とお得な方法があるっぽいので今日はやめた。

この後凱旋門に行くため、セーヌ川の橋を渡ったら、渡りきったところに移民の女の子らがいてめっちゃからまれた。最初は無視するつもりだったけど、5人くらいいて軽くもみくちゃにされた。腕とかつかまれてなぜか鞄のチャックを開けられた。

東南アジアではよくこういうことはあったけど、まさかフランスで昼間にこういう目に遭遇するとは考えていなくて動揺して声が出なかった。

近くにいた紳士が助けてくれて、彼女らを止めてくれた。

「物盗まれてない?」とかまあまあ心配してくれて助かった。

謝意を述べようと思ったけど英語だったので言葉が出てこなかった。

 

凱旋門はデカかった。これもパスとかあるので、利用する際は調べよう。

このあとチャリンコをまた借りてマレ地区まで移動した。

チャリンコは軽車両扱いなので基本的に一方通行とか気にしなくちゃならない。

まあ道が広い場合は大目に見てくれるが、狭い道でこいでたら自転車押してるおっさんにめっちゃにらまれた。「なんやかんや大丈夫だろ」って思ってたので反省。

この地域は道が狭かった。

まあ飽きたので帰ることにした。16時ごろかな。

ちなみに昼飯、というのかわからないけど腹減ったらフランスパンを齧ってた。

 

戻るとマダムはいないと言ってたけど帰ってきてた。

2人は知人の家に遊びに行ってたらしい。

2人は夕食を食べなかったが(食べてきたので)、食後少し話をした。「フランス人の友達が欲しい」とこぼしていたので気を遣ってくれたのかもしれない。

エチエンヌが日本の話をするのを聞いていると、ゲームなんかでよくある「お前の父ちゃんは凄かったんだぞ」に聞こえて面白い。

逆にマダムが「中国は…」とこぼすのを聞いていると、魔王が征服する前の世界と比較してるみたいで尚面白い。

一応書いておくが、差別的な他意は一切ない。単なる形容である。

誤解を招きそうなことは理解している。

 

長くなった。

レンタル自転車は便利だが専用の駐輪場を探す必要があるのが面倒だった。

観光目的なら電動キックボードが良いと思う。

割高だがタクシーよりは安いし、街並みも楽しめる。漕がなくてもいいし。

日本では原付扱いなのでヘルメットが必要ってのを見たが、戻ったら買おうかなって思ってる。

国内旅行なんかは特に便利なはず。