2019/12/6

今日、フランス語の先生の話に関して思ったことをちょっと書いた。

 

ヴァレンチヌの家で起床...6時半。

頭痛いし気持ち悪いし体調最悪だったけど、9時から授業あるから家戻ってシャワー浴びないと!って思った。

でもただ寝てただけだったから片付けもしてないし申し訳なくて、とりあえず洗い物だけしといた。

起こすのも悪いし黙って出ようと思ったけど、鍵が閉められないので仕方なくヴァレンチヌ起こした。

申し訳なかったけど、挨拶もそこそこにして家路についた。

時間結構ギリギリだったけど疲れすぎてて1時間くらい寝てしまった。

シャワー浴びて学校向かい、着いたのは9時10分。思ったより遅刻しなかった。

ただ体調は最悪で、ときどき吐き気もあったけど何とかなった。

つうかこんな時無理してでも行かないとってなるのは日本人だからなのだろうか。

風邪だったら休むんだけどね。

 

いつもは昼飯1人で食べるんだけど、この日はノルウェー人の女の子2人とブラジル人、あと中国人のシンユと一緒に食堂で昼飯食べた。

多人数で話すの苦手で避けてたところあったけど、なんやかんやみんなで食べるのも悪くないんだよな。まあ聞き専ですが。

あと普通に面白い。文化が違い過ぎるので些細な事でも話題にできる…

日本では便利な話題として天気があるけど、国によって気候もだいぶ違うので、それだけでかなり大きなトピック。

あとはちょっとノルウェー語教えて貰った笑

 

先生が授業の中でフランスのデモについてちょっと解説してくれた。

しかし最後に先生が特にデモの中に破壊行為をする輩がいる事について、「これだけ見てフランスだって思われたくない、こんなのフランスじゃない」って言ってた。

特に「これはフランスじゃない」って強調してるのを見て、それはおかしくないかって思ってしまった。

暴力を行う彼らもフランスの一部なんだよな、結局。

そこを否定してしまうならフランスがフランスでないことになってしまう。

まあ恐らく彼女の中に理想のフランスがあって、それと比較してるんだろうな。現実には存在しないのに...

 

そしてこの話の流れこんな話もしてくれた。

むかし小学校とかでも先生やってたらしく、かつていた教え子の中に12歳で学校にナイフを持ってきてるヤツがいて、理由を聞いたらカツアゲするためだったらしい。

さすがに注意して取り上げたけど、その後ある日ナイキとかブランド物に身を包んで登校してきたのだとか。

理由を聞いたら麻薬を売って収入を得たって話らしい。12歳で。

貧困が理由なんだろうけど、個人的には仮に彼が貧しくなくても同じことをしていた気がするんだよな…

こっちの問題が深刻だなって思うのは家庭のレベルの高低差が激しい。

経済的な話だけじゃなくて、愛情もそうだし、家庭環境とか凄く色んな要素に高低差がある。

例えば腹違いとか種違いの兄弟がいるのはフランスの社会では普通だし、貧困層の多い地域では治安悪化しやすい。

なので正のスパイラルを築けるようにできれば、どんどん良くなるけど運悪く負のスパイラルにハマると全然出られない。絶望的な気さえする。

日本の場合はそもそも要素が多くないので、振れ幅もフランスよりは少ないのかな。

あと治安の悪い地域って日本にももちろんあるけど、こちらほどハッキリ別れてない気がする。住み分けの線引きがハッキリしてるというか。

 

午後の授業後はみんなで街に出て授業するってなってたので、皆で街に繰り出した。

結構知らないところもあって普通に面白かったな。

美術館とか街で一番古いおもちゃ屋とか行った。

最後はクリスマスマーケットを周って終了。17時半。

 

しかしめちゃくちゃ疲れた。

二日酔いもあったし、ここ数日まともに寝れてないので限界感が凄かった。

しかし帰って飯食った後、週末ピザパーチーしようって話だったから生地の準備した...

疲れすぎたな。

 

日記も書こうと思ったけど、携帯見てるうちにダウンしたのでこりゃダメだと思ってやることやって22時頃には寝た。

そんなところだろうか。